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CT・MRI解剖学事典

多田 信平 著/石井 千佳子 著/入江 健夫 著

定価(本体14,000円+税)   発行日:2001/10/05   ISBN:978-4-938372-82-8
A4判/240頁

・豊富なCT,MRI像で画像と解剖を結び,的確な読影の基礎づくりに最適.
・頭部から四肢に至るまで徹底的に収載.リファレンスとして画像診断の実務で活用できる.
・部位,疾患によりCT像,MRI像を選択.必要な場所ではそれらを並置し,より実務に即した理解が可能.

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序文

 当初この書を「CT解剖学ノート」として上梓したのが1989年,これを大幅に改訂して「CT解剖学事典」として世に問うたのが1996年である.5年後の今回はCT解剖をMRIで補完すべく改訂することになった.
 CT機器の進歩は依然として著しくスキャン時間が1秒,スキャン間隔が0秒となり,連続回転が可能となったのは1991年のことである。それからはヘリカル運動のスキャンが普及し,現在は検出器が4列の多検出器ヘリカル・スキャンが臨床の場で日常化し,スキャン時間は0.5秒に至り,空間分解能も飛躍的に向上している.再構築して呈示する冠状断あるいは矢状断の画像も分解能において横断像と遜色がない.本改訂でも側頭骨や副鼻腔において横断,冠状断のみならず矢状断像をも加えることができた.
 CTともっとも競合的となるMRIは言うまでもなく軟部組織の分解能に優れ,画像診断では骨関節・軟部組織さらに脊椎・髄の領域で確実な地歩を占めるに至っている.今回改訂の対象としたのは,全般であるが,ことに骨関節・軟部組織領域は全面的に改訂し,すべてをMRI画像とした。
 本書は放射線科の読影室における日頃の業務から生まれたものである。単なる正常像を示すだけでなく病的な解剖構造をも呈示して,無味乾燥と思われがちな系統的な「解剖学」から逃れ,実地の臨床に即した「画像解剖学」の書を目指している.この点で前2回の版と不変であるが,今回はMRIで補完して断層解剖をより充実したものとした.また,最終章の「基本用語」は省いて他の書に譲ることにした.
 CT画像,MRI画像に曝される研修医,CT診断に携わる放射線診断医には,是非そばに置いてご活用いただきたく,またご批判を賜ればと願っている。  最後にご協力を頂いた慈恵医大放射線部読影室の同僚に深謝する.

2001年9月  著者

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目次

1.脳
2.頭蓋底
3.口腔・咽喉頭・頸部
4.脊柱・脊髄
5.胸 部
6.肝・胆・膵・脾
7.消化管・腹膜・腹壁
8.腹部リンパ節
9.腎・副腎・後腹膜
10.骨 盤
11.四 肢

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