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救急画像診断アトラス 内因性疾患編 Vol.2 痛みから原因を探る  

相川 直樹 監修/船曵 知弘 著

定価(本体9,000円+税)   発行日:2010/03/31   ISBN:978-4-902380-63-7
A4判/256頁

・キーイメージだけでのアトラスでは満足できない若手救急医・画像診断医に贈る,問題解決型のテキストです!!連続CT写真から診断を読み解くことで,本当の“診断力”を磨くことのできるテキストです.
・vol.2の本書では,痛みを主訴にやってきた102人の症例を紹介.「頭痛」「胸部・背部痛」「腹痛」「腰痛」のそれぞれの患者において,画像所見から疾患を見つけ出すトレーニングができます.
・救急の現場で活躍する著者が,画像診断のキーポイントから診断までのプロセスを丁寧に解説した1冊です.

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序文

誰しも「師匠」が一人ぐらいはいるものである.私の場合も数人の師匠が存在し,さまざまなことを教授していただき,これまでやってきた.
 卒後7~8年目の頃,出張先の病院で勤務していた時,所属の部長(当時50歳前後であろうか)が,CT画像(当時はフィルム)を見ながら,ずっと考え込んでいた.傍らには,いくつかの横文字の書籍が並べられていたが,最終的には本棚の奥から,古い地方会雑誌を1冊引っ張り出し,あたかもそのページを知っていたかのごとくさらっと開き,「そうそう,ここに出てきたんだよね」と.何十年も画像診断に携わってきていても,それでもさまざまな書籍・文献から納得して診断レポートを記載していた.この師匠は,一般的には昔ながらの強面の上司であったが,さまざまなことを教わった.上記のようなエピソードから記憶力のすごさには驚かされたが,常に全力で向かい妥協を許さない姿勢,常に新たな知識を得ようとする姿勢など,人生の転機になった師の一人である.
 画像診断の奥は深く,この師匠のように何十年とそれを専門としてやってきた人間であっても,迷うこと,わからないことは存在する.救急診療をやりながら自分で判断し,診療を進めていくのは無理があるのではないか.進路に迷ったこともあったが,それでも前に進むことができたのは,診断・治療が正しかったときの喜びであり,患者や家族からの感謝の気持ちがこちらに伝わるからである.救急医療の中では制限もあり,すべてが思うように検査できるとは限らない.施設・機器や時間帯によってさまざまな制約があるであろうが,その中でベストを尽くし,最善の結果を見つけ出さなければならない.患者を診て,画像や検査結果を見て,「ん!」と思うか,思わないか.教科書には疾患名に対応するように,その画像が1枚(多くても数枚)が記載されているが,実際の臨床では,疾患名が事前にわかるわけでもなければ,画像も典型画像が1枚というわけでもない.病名→検査・画像所見という矢印と方向が逆なのである.多くの画像から,ある疾患を見つけ出す.本書の付録のDVDにはできるだけ多くの断面を収載し,全体を見ることによってそこから得られる情報を見つけ出す構成になっている.疾患によっては正常と思われる画像も収載している.異常が存在しているはずという先入観ではなく,純粋に画像所所見から異常を拾い上げて疾患名につなげていく.そのようなトレーニングの助けになることを願っている.

2010年3月
船曵知弘

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担当編集者のヒトコト

多くの写真から疾患を“見る”ための『救急画像診断アトラス』から,内因性疾患編が刊行されました!

キーイメージだけのアトラスでは満足できない皆様に贈る,問題解決型のテキストです.
「問題解決型テキスト」って?
→患者情報を知り,連続CT写真から異常を見つけ,診断を導く!
診療の流れに沿った構成になっています.

さらに,付録DVDでは,本書に掲載できなかった,でも日常の診療では目にする「キーイメージ前後の写真」を収録しています.

連続写真から疾患を見つける“診断力”を磨くために,ぜひ本書をご活用ください.<ふ>

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目次

Ⅰ.総論
内科診断学≠救急診療
【Primary Survey:Life-Threatening ABCDEとPrimary ABCDE】
1.Life-Threatening A
2.Life-Threatening B
3.Life-Threatening C
4.Life-Threatening D
5.Life-Threatening E
6.Primary AB
7.Primary C
8.Primary D
9.Primary E
【Secondary Survey】
1.頭痛
2.胸痛・背部痛
3.腹痛
4.腰痛
【救急領域で必要な指標・分類】

Ⅱ.症例
1.頭痛
2.胸痛・背部痛
3.腹痛
4.腰痛

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