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MRI骨・関節アトラス 改訂新版

藤本 肇 著

定価(本体4,500円+税)   発行日:2009/11/13   ISBN:978-4-902380-58-3
B6判/296頁

・若い医師・技師が必修の疾患と関連事項を厳選してしっかり網羅しています.
・初学者が中心となる読者層を考慮して,改訂にあたって読みやすさ,使いやすさに配慮.
・目次から本文のレイアウト,索引に至るまで,ストレスのない学習を助ける1冊になっています.

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序文

 コンパクトMRIシリーズ第4巻“MRI骨・関節アトラス”を出してから9年が経過し,この間に時代は大きく変化した.
 第一は,MRI自体が驚異的な進歩を遂げたことである.1990年代に開発されたMR-angiographyや拡散強調像が“当たり前”の手法として日常臨床に取り入れられ,加えて,多チャンネルコイルを用いたパラレルイメージングや,マイクロコイルを用いた高分解能イメージングが普及した.
 第二は,主要な疾患のMRI所見についてまとまった知識が集大成されてきたことである.例えば,化膿性脊椎炎の診断において感度の高い所見にはどんなものがあるか,結核性脊椎炎にはどんな特徴があるか,脊椎の病的骨折を単なる圧迫骨折と鑑別するにはどんな所見に注目すればよいか,等々である.
 第三は,疾患自体の概念が変わったり,名称や分類法が一新されたりしたものが存在することである.例えば,骨・軟部腫瘍のうちのいくつかのものがこれに相当するし,椎間板ヘルニアのMRI所見に基づく記載法も2000年代になってから提案されたものである. このような3つの点に特に配慮して,今回,本書の改訂を行った.
 初版と大きく変わったのは主に第1章から第4章までである.1990年代前半に0.5T装置で撮像された症例が多数あったが,これらをすべて1.5T装置で実施された別の画像に置き換えて提示した.それ以外の症例についても,できるだけ新しい知見を加えて解説を改訂した.さらに,この改訂版においては,各章末に,主要な参考文献を提示してある.これらのなかには,最新のものもある一方で,MRIの黎明期に出されたマイルストーン的なものも含まれている.興味を持った読者諸兄は,ぜひこれらの原著に直接触れて知識を深めていただければ幸いである.
 <以下略>

2009年10月 藤本 肇

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担当編集者のヒトコト

沼津駅でバスを待っていると,「富士山」や「伊豆」といったご当地ナンバーの車をよく見かけます.最初は珍しいと思ったその光景が,打合せを重ねるうちに馴染んだ景色になった頃,ようやく改訂版ができました.

初版の序にもあるように,この本は「臨床の現場でこれからMRIに初めて接していこう」とする若い医師,技師の皆さまに向けてまとめられています.掲載された症例はもちろん,関連事項も臨床でまず知っておきたい事項を網羅した,充実した画像診断の入門書になっています.

改訂にあたっては,著者の意図を受けて「若い読者の皆さまにストレスなく学習してもらえる本にすること」を考えながら,本づくりのお手伝いをしました.おそらく皆さまに頻繁に使われるであろう「索引」に,そのささやかな努力を感じていただけたら...担当した編集者としてこの上ない喜びです.

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目次

第Ⅰ部 脊椎・脊髄
 第1章 腰椎
 第2章 頸椎
 第3章 脊椎全般
 第4章 脊髄
第Ⅱ部 四肢関節の非腫瘍性疾患
 第5章 骨盤
 第6章 肩・上肢一般
 第7章 肘・手
 第8章 膝
 第9章 下肢一般・足
第Ⅲ部 骨・軟部腫瘍および腫瘍類似疾患
 第10章 骨腫瘍
 第11章 軟部腫瘍および腫瘍類似疾患
 
 索引

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