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超音波の基礎と装置 四訂版

甲子 乃人 著

定価(本体4,500円+税)   発行日:2013/01/10   ISBN:978-4-906714-04-9
B6判/256頁

・「試験会場に行けば皆が持ってる」との言葉を頂くほど多くの方に活用されております本書が,今まで試験を受験されてきた方の言葉を元に改訂を行いました.
・演習問題の強化や質問の多かった部分への解説の追加など,より試験を意識して内容を充実させています.試験受験を考えている方に,まず始めに手にして頂きたい1冊です.

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序文

四訂の序
 コンパクト超音波シリーズは,図を中心として説明文は極力短い箇条書きが基本で したが,今回の改訂にあたってはシリーズも新しくなり,文体を解説調に改めました.
 また,三改版で強化した計算式の単位表記の明確化に加えて,計算式の変形や値の 代入といった計算の過程を,順を追って理解できるように注記を付記しています.
 新たに巻末に「基礎を理解するための復習」を設けて,単位などのさまざまな基本 的事項をまとめ,より基礎的な解説を盛り込んだほか,簡単な演習によって各項目の ポイントとなる部分について答えを自ら導いてみることで,理解に役立つような工夫 も加えています.
 基礎部分のみでなく,これまでに読者から寄せられた質問が多い項目について加筆 し,少々難解なドプラの基本式についての解説を加えるなど,より深く学習したい方 のための項目も充実させ,読者層の広がりも考慮した内容としました.
 超音波診断装置の自動化が進み,装置の原理を知らなくてもある程度適切な画像調 整が行えるようになってきていますが,基本原理を理解しさらにステップアップを志 す方々に役立つことを期待しています.

平成24年11 月

三訂の序
 本書は当初より,極力図版や例題を用いた解説を心掛けてきたが,今回から2 色 刷となり,新たにイラストを描き興すなどさらに見やすく改訂を行った.
 グラフにおいても,それぞれの軸が表しているものが「時間軸」であるのか「距 離軸」であるのかなど,間違いやすい部分を大きく表記した他,計算式には極力単位 を付記し,計算の過程がわかりやすいように努めた.
 また,日本超音波医学会の医用超音波用語集第3版に準拠して用語の統一を行い, 必要に応じて英文表記を付記した.
 加えて巻末の索引は,その用語が使われている複数の頁よりも先に,用語の主な 解説が書かれている頁を紹介し,用語辞典的な使い方ができるように工夫し,永く使 っていただけるよう考慮した.
 技術や装置の急速な進歩により,最近の装置ではなじみの少ない機能についての 記述もあるが,基本的な原理を知る意味もありあえて残している.
 版が刊行されてから十年が経過した今となっても,超音波診断装置の基本原理 について学ぼうとされる方々に,本書が長い間お役に立てていることを大変嬉しく思 います.

平成17 年12 月

改訂の序
 本書の初版が刊行されてから,これまでの間に超音波診断装置にはさらに新しい 機能が追加され,応用分野もますます広がっている.今回の改訂にあたっては,腹部 ドプラ検査ではあたりまえとなったパワーモードや,新しく応用が始まった超音波造 影剤などを中心に加筆した.その他,物理特性などについても,寄せられた質問を基 に一部追記を行っている. 
 また,応用分野が広がったのは装置だけではなく,本書を必要とされる読者層も 幅広くなってきている.日常の超音波検査に,また超音波診断装置のよき理解のため に,本書が少しでも役立てれば幸いである.

平成11 年11 月

初版の序 
 超音波診断装置は,探触子を体に当てるだけで,体内の様子がわかる「目でみる 聴診器」として,産婦人科や消化器などの検査を中心に広く使用されるようになって きており,スクリーニングから精査まで,なくてはならない検査法である.
 これは,超音波(音)の反射を利用して断層像を作るため,X線のような被曝のおそ れがなく何回でも繰り返し検査ができ,他の画像診断機器と異なり動画像で観察できる ので,プローブを動かしていろいろな角度からの画像がみられるといった特長による. 
 最近の超音波診断装置は,断層検査に加えてドプラ検査,カラードプライメージ ングなどの機能が加わり,ますます複雑になってきている.
 また装置メーカーはこれらの機能をより使いやすくするため,さまざまな改良や 操作性の改善を日々加えており,このことが操作と装置の動作とが結び付きにくく, 装置の動作について学習する際に理解を妨げる原因にもなっている. 
 本書では超音波診断装置の理解に必要な物理特性の解説に始まり,超音波診断装 置の基本的動作,信号処理や記録などについてポイント毎に解説をおこなった.また 参考として,より詳しい解説や例題をあげた.
 説明文は,短い箇条書きを基本としているため,舌足らずの部分もあるかと思わ れる.不明な語句は巻末の索引を用いて関連する事項も参照し,より理解を深めて頂 きたい. 
 最後に本書の出版の機会を与えて下さった,日本超音波医学検査研究会の遠田栄 一会長をはじめ,理事の方々に感謝いたします.

平成6年7月
著者 

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目次

1章 物理性質
超音波の診断への応用 

波の周期 
波と周波数成分
波長と音速
反射
屈折
干渉
回折
散乱
減衰
音場 ビーム
プロファイル
距離分解能
方位分解能

2章 原理と方式
超音波診断装置の構成
パルス反射法の基本原理
Aモード表示
Bモード表示
Mモード表示
Bモードの走査方式
プローブの構造と各部の働き
機械走査方式 配列型探触子
リニア電子走査
電子フォーカス(送信)
電子フォーカス(受信)
オフセットセクタ走査(コンベックスプローブによる走査)
セクタ電子走査
各種プローブ
カップリングメディア
走査線と時間
時分割スキャン
広帯域送受信

3章 装置の調整
装置の調整
対数増幅
ゲイン
ダイナミックレンジ
STC
エコーエンハンス 

4章 アーチファクト
サイドローブ
グレーティングローブ
多重反射
ミラーイメージ
音速の違いによる画像の歪み
屈折によるアーチファクト

5章 ドプラ法
ドプラ法の基本原理
角度補正
ドプラ偏移(Doppler shift)
ドプラ法の種類
連続波ドプラ法
パルスドプラ法
ドプラ波形の意味
HPRF法
パルスドプラ処理回路の構成
カラーフローマッピング法(カラードプラ法)
パワー表示
ウォールフィルタ 

6章 新しい応用 
ハーモニックイメージング
3Dイメージング
エラストグラフィ

7章 表示と記録
画像処理回路
A/D変換
D/A変換
モニタ(ディスプレイ)
ガンマ特性
モニタの走査
画像記録と保存
画像プリンタ
デジタル記録と電子保存

8章 計測の原理
Bモード計測
Mモード計測
ドプラモード計測
ヒストグラム計測
計測の精度
面積・周囲長計測
体積計測

9章 安全管理
電気安全
音響安全
プローブの洗浄・消毒と滅菌
日常の点検整備 

10章 基礎を理解するための復習
よく使われる[単位]
[単位]の計算と表記法
グラフの読み方
三角関数
ベクトル 指数(exponent)
対数(logarithm)
デシベル(decibel)
デシベルの応用

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■A.F.様 20代女性(臨床検査技師)
 認定技師の試験対策にはベクトル・コアが一番良いとのお話を周りの方々から聞き購入しました.模試などもできるならば行ってもらいたいです.

■M.H.様 40代女性(臨床検査技師)
 とても勉強しやすいです.

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超音波検査士 > 基礎
超音波 > 基礎


正誤表

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