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Autopsy imaging 検査マニュアル【第2版】 診療放射線技師の教育・研修内容のすべて  

阿部 一之 編 /樋口 清孝 編 

定価(本体4,800円+税)   発行日:2015/1/15   ISBN:978-4-906714-23-0
B5版/184頁

・診療放射線技師が,Ai検査に携わるうえで必要な「基礎知識」,現場で活用できるマニュアルとしての「検査実務」,さらに「実施施設」の取り組みや工夫ついて1冊に収載.
・改訂にあたっては,内容全体の刷新に加えて,Aiを理解するうえで欠かせない「病理学や法医学」に関する知識,そして現状において関わる可能性の高い「小児や救急」事例を拡充しました.

 

※本書は『これで安心! よくわかる診療放射線技師のためのオートプシー・イメージング(Ai)検査マニュアル』(2010年11月)をベースとした改訂版となります.

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序文

本書の改訂にあたって
―第2版の序―

 2010年11月,我々が本書の第1版を刊行した当時はAi という言葉が映画やテレビドラマにより,ますます社会へ周知されはじめた頃であった.一方,医療現場では遺体を撮影することに対する諸問題が残りつつも,診療放射線技師は戸惑いながら撮影業務をこなしていた.そこで,第1版では「これで安心!」,「診療放射線技師のための」,「よくわかる」と冠した書籍名で,とにかく現場ですぐに使えるマニュアルを目指した.お蔭をもって,多くの方々にご参照いただき,各施設でのAi 運用に少しはお役に立てたと自負している.
 その後,Aiを取り巻く状況は紆余曲折しながらも,死因究明において着実に社会的な制度化へ向かって進んでいる.2014年6月,死因究明等の推進に関する法律(平成24 年法律第33号)第7条に基づく死因究明等推進計画が閣議決定され,「死亡時画像診断(Ai)の活用」が明示された.そして,当面の重点施策に「死亡時画像診断に関する研修の更なる充実」とある.本書は第1版より教育・研修会のテキストとしても利用できるよう構成しており,これまでのAi研修会でも活用いただいた.
 この度の改訂は,テキストとしての価値をさらに診療放射線技師を養成する大学等での学生教育にまで広げたいという考えで取り組んだ.この思いは同じ編者である阿部一之氏(純真学園大学 保健医療学部 放射線技術科学科 教授)と全く一緒であった.今やAi は死因究明手法の一つとして確立され,社会的にも認知度が高く,医療に従事する者としては誰もが知識として持っておくべき検査である.そのため,今後は職業人教育だけでなく,学生教育にも目を向けるべきだと考えた.改訂では特に「第1章:基礎知識」は関連する学問的知識について教科書的な内容を含めるなど充実させた.また,現場で活用できるマニュアルに相当する「第2章:検査実務」では現況に見合った内容に更新し,「第3章:実施施設」では施設形態別に様々な取り組みや工夫が紹介できるよう編集を行わせていただいた.

 我々は,この改訂版をいち早く世に出し,現場でAi検査に従事されている方々に最新の情報をお届けしたいという思いがあった.そのため,ご執筆いただいた先生方には原稿締切日等で何かとご無理を申し上げたことをお許しいただきたい.また,第1版に引き続き編集協力をいただいた山本正二先生(Ai情報センター 代表理事)に深く感謝申し上げる.さらに,常日頃よりAiに関するご助言をいただいている髙野英行先生(Ai学会 理事長)に厚く御礼申し上げる.
 読者の皆様には,このAi 検査マニュアルが少しでも現場のお役に立つ内容であってほしいと願っている.また,多くの医療系大学で学んでいる学生の皆様にも興味を持ってもらい,日々の学修に役立てていただければ本望である.

 2014年11月
編者を代表して 樋口清孝
(国際医療福祉大学 保健医療学部 放射線・情報科学科 准教授)

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目次

はじめに
Ai に従事する診療放射線技師の教育・研修内容
本書の目的と使い方について

第1章 基礎知識
1.Aiを始めるための基礎知識
 1.Aiの目的・現状・問題点
 2.Aiにおける診療放射線技師の役割と現状
 3.患者死亡時の医療倫理・生命倫理的課題
 4.Aiと医療安全対策
 5.Aiにおける感染防止対策
2.Aiに関連する分野の基礎知識
 1.死に至る病態生理
 2.病理解剖の基礎知識
 3.死体に関する法医学(死体現象,検案と解剖)
 4.死後看護で求められる医療倫理
 5.遺体ケア(死後処置・エンゼルケア)と家族ケア

第2章 検査実務
1.Aiにおける検査技術
 1.Ai 検査の進め方と留意点
 2.CT 検査(造影CT を含めて)
 3.MRI 検査
 4.一般撮影検査(小児Ai)
2.Ai における画像処理・管理
 1.3D 画像処理
 2.データ保管とネットワーク構築
 3.医療連携でのAi 画像データの取り扱い
3.Aiにおける画像読影・撮影時の留意点
 1.読影医から見たAi 撮影時の留意点と実際の読影状況
 2.読影補助のために知っておきたいAi 画像の特徴的所見
 3.小児読影医から見たAi 撮影時の留意点と実際の読影状況
 4.救急医から見たAi 撮影時の留意点と実際の読影状況
 5.法医学における画像診断
 6.第三者による画像読影(Ai 情報センター)
 7.読影医の教育・研修

第3章 実施施設
 1 .  Aiセンター
 2  .救急医療施設
 3  .小児医療施設
 4  .地域医療支援病院
 5  .個人民間病院

 付録1:用語解説
 付録2:関係法規

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